2023.08.23
Sinn
ジン・デポ 神戸三宮店
まさかのモデル!!が復活? マイスタージンガー予約受付中
久しぶりに良いニュースが来ました。
本当に知る人ぞ知るモデルです。
それは、マイスタージンガーのCCP301
おそらく、日本国内で知っている人はほぼ、数人しか知らないと思います。
このモデルを知ったのは約2から3年前にあるお客様からこれは良いよ!!っと教えていただき、当時から廃盤になっていたモデルを作っていただきました。
その時は、現物を見るまでなにも思わなかったモデルだったのですが、
現物を見て、作りこみを見たら、いろいろなことが分かってきました。
何も思わずに見ていたら何も感じない、そんなモデルなのですが
このモデルを見て、いろいろ想像してしました。
まず、わかりやすいところから言うと裏の内部の作りは凄い。
なんと、パワーリザーブが120時間でツインバレルになっています。
香箱が2つあるのですが、左右対称のシンメトリーになっており、他では見ないデザインになっています。いわゆる、一本針の為に作られた機械です。
しかも細部と見えにくいところまで綺麗に仕上げもされており、そしてこの機械というのは、一本針の為に作られたモデルなので設計図からパーツ関係など他には代用がきかない物なので、完全にマニュファクチュールだと感じます。もしかして作っている本数などを見ても独立時計師の方が作ったような存在を感じます。
これがマイスタージンガーの本気度なのかっと時計業界の均衡をこわしてしまいそうなくらい、
すごい物を見てしまいました。
中身の機械は凄いというのは、おそらく写真や動画を見ていただくだけですぐにわかると思うのですが、本当の凄さは中身だけではなかったのです。
外装部分、特に文字盤、針の作りは半端ないこだわりを感じます。
これは、わかってくると
これをやるという事に正直、理解ができなくなってしまいます。
まず、文字盤はただ白い文字盤ではない、なんとサンドブラスト加工処理をした文字盤なので
よーく見ると文字盤の表面がキラキラしているように見えます。
なお、サンドブラスト加工の処理をするというのは文字盤は少しザラザラしていることになる。
文字盤のインデックスの立体の数字はアプリコット(植字)のはず?
ということは、どうやってザラザラした文字盤にインデックスをつけたのか?
色々、疑問に感じたのですが、おそらく先にインデックスにアプリコットをして
それからサンドブラスト加工を施し、そしてアプリコットしたインデックスを外して
綺麗な青いインデックスをアプリコットしたと思われます。
しかも01、02という手間のかかる数字の組み合わせを2度、組んでいると思われます。
針も太く長く、ケースギリギリまで攻めた感じで、しかもこの針の青い色は焼き針といって熱を加えて絶妙な色合いで完成させた手間のかけた針です。
しかも大きいのに色ムラがなく、綺麗に完成されています。
おそらく、相当、凄腕の職人さんが手掛けたと思われます。
パーツ1つ1つにもこだわり、発見があります。
おそらく、現物を見るともっとその凄さを感じると思います。
その商品のクォリティは
時計本来のこだわりで超高級ブランドのPやAの事も知ってしまうと
このマイスタージンガーCCP301も負けてないっと感じると思います。
価格について
今回、作っていないモデルを部品なども探すなどして作っていただく。特注品なので一般的には価格も一気に上がってしまうものなのですが、ここが良心的なの?おかしいのか?
お値段が革仕様で84万円+税、金属ベルト仕様が88万円+税
と最近の為替の影響や特注の手間を考えると
何か大丈夫?と心配してしまういます。
今回、特別に作っていただけるという話がでたので
おそらく数名(5人位?)だと思います。尚、現在既に2名様の常連様からご予約を頂いています。
マイスタージンガー社も気が変わらないうちと、世間の時計好きの方がそんなに知られていないうちに
ご予約を聞いて終わると思います。
納期は、おそらく半年位はかかると思います。
ドイツの車を購入するような感じで、待つのも楽しみにしていただけたらと思います。
特注品なので前金を入れていただきます。
購入特典
このマイスタージンガーに似合う革ベルトを一緒に考えて、完成したベルトをプレゼントします。
(尚、バックルや尾錠は別売りです。)
是非、珍しい機械が好きな方、時計好きの方、エンジニア系の方
気になる方は、気軽に問い合わせをください。
他にもこの珍しいモデルがありますので良かったらお問い合わせください。
-時計のミヤコ
078-333-6773
貴傳名 学 (キデナ マナブ)