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2023.04.02

hanhart

ジン・デポ 神戸三宮店

ハンハルト 80周年記念 最後のモデル


 



おそらく、これから注目されるであろう。

ドイツ時計、ハンハルト。

今は、ほとんどの方は、知らないであろうと思う。

それが逆に自分にとっての新しい発見だと感じる。

この商品は、現物を手にとって観察をしてほしい。

物作りの凄さ、難しさ、それに挑むコダワリが見えてくると思う。

おそらく深く考えると、工程に意味があるのか? など考えると思う。

個人的には、その回答はある意味正解かもしれない。

現代の物作りの一般的な考えは、最初は良くても、まだまだ最終的に

売上主義、効率化主義だと思う。

そして万人受けを狙う傾向があると思う。



それは、数年の一時的な事では良いかもしれないが、

これから長年を考えていくと果たして良いのであろうか?



今までの自分の経験で感じたことは、今年の新作は来年には無くなっている。

限定モデルなどであればわかるが、そういうものでもなく、

人気がなかったから、売れなかったからなど理由で辞める事が多いと感じる。

商品を出すというときには、それぞれの開発現場の方の考え方や思い入れがあると思う。

その思いなど、どこまで表現できているのであろうか?



この ハンハルトには、その長い目で見たこだわりを感じる。

ついつい、この事をする意味があるのか?と突っ込みを入れてしまうところがある。

最初はわからなくても、いろいろわかってきた時にそれがこだわりであったりすると感じる。



ようやくかもしれないが、

最近では日本以外の国でもハンハルトの凄さとこだわりが認められてきている。

現物を見て思うかもしれないが普通に考えたら、この仕上げと内容だとこの価格は少し違うのではないか?という前向きなコメントがでる。

しかも攻めた作りをしているので現物をみてみると、これはそんなに作れないと理解すると思う。



なお、この緑のハンハルトは文字盤とケースをサンドブラスト加工(ガラスビーズ)を施しています。なので文字盤も光加減や角度で色合いが変わります。

秒針の作りもケース淵ギリギリまで伸びており、先端は微妙に曲げています。

裏面のシースルーも原型のムーヴがわからないくらい綺麗な仕上げをしており、ローターの回転も絶妙な動きになっています。

ツーカウンタークロノ、デイトナシ パイロットクロノ レッドプッシャー

この条件は他社さんにはない作りをしていると思います。



ハンハルトという時計は知らない、聞いたことがないっというのは

当たり前ですが、もし見つけたらきっと自分だけしっている秘密の凄い時計ハンハルトになっていると思います。