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2025.03.15

Mühle Glashütte

ジン・デポ 神戸三宮店

深掘り】ミューレ・グラスヒュッテ「29er ビッグ スモール セコンド エディション 1994」~155年の歴史と30年の節目が織りなす、至高のタイムピース~


時計愛好家の皆様、こんにちは。


今回は、ドイツの名門時計ブランド、ミューレ・グラスヒュッテが創業155周年を記念して発表した特別なモデル、「29er ビッグ スモール セコンド エディション 1994」を徹底的に深掘りしていきます。


1. グラスヒュッテの血統を受け継ぐ、質実剛健なデザイン


「29er」シリーズは、ミューレ・グラスヒュッテのフラッグシップモデルとして、その堅牢性と視認性の高さで知られています。本作では、シリーズ初となるスモールセコンドを搭載。オフセンターに配置されたスモールセコンドは、視認性を損なうことなく、時計にエレガントな表情を与えています。


文字盤は、光の角度によって表情を変えるアンスラサイトカラー。アニバーサリーブルーのフランジとスモールセコンドのコントラストが、絶妙なバランスを生み出しています。また、インデックスと針にはスーパールミノバが塗布されており、暗闇での視認性も確保。


2. ムーブメント:SW 261-1 Mühleバージョン




搭載されるムーブメントは、SW 261-1 Mühleバージョン。特筆すべきは、ミューレ独自のウッドペッカーネック緩急調整機構です。これにより、耐衝撃性と精度が向上。また、記念モデル専用のローターには、創業155周年のロゴが刻印されています。


3. ディテールへのこだわり



日付表示の「30」と、55の数字を155に変更するあたりに、歴史の重みを感じます。


クイックリリーススプリングバー付きのキャンバスストラップは、工具なしで交換可能。シーンに合わせて、ストラップを付け替えることができます。


4. 155本限定という希少性


本作は、155本限定で生産されます。シリアルナンバーが刻印されており、所有する喜びを満たしてくれます。


5. ミューレ・グラスヒュッテの歴史


1869年にロバート・ミューレによって創業されたミューレ・グラスヒュッテは、計測機器から始まり、船舶用クロックや腕時計へと事業を拡大してきました。一貫して質実剛健な時計作りを追求し、ドイツ時計の伝統を継承しています。



29er ビッグ スモール セコンド エディション 1994」は、ミューレ・グラスヒュッテの155年の歴史と、30年の家族経営の節目を記念する特別なモデルです。スモールセコンドの搭載、アニバーサリーブルーの配色、そして155本限定という希少性。時計愛好家の心をくすぐる要素が満載です。


ぜひ、あなたのコレクションに加えてみてはいかがでしょうか