BRAND STORY
ブランドストーリー
視認性、機能性を最重要視した プロユースのドイツ製腕時計
ジンの正式名は、ドイツ語で「ジン スペツィアルウーレン」 日本語では「ジン特殊時計会社」という意味です。ジンのモノづくりの根底に流れているのは、時計の本質である視認性を重要視した「使うためだけの時計」の開発であり、その製品は無駄を省き実際に役立つ機能のみを搭載しているのが特徴です。独自のテクノロジーを生み出し、伝統的で精緻な職人技とパイオニア的な革新性を一体化させることによって、身に着ける人が生涯信頼できる極限的状況でも最高の精度を保証する時計を製作しています。
◆ Sinn History ジンの歴史
1961年 ドイツ軍パイロットで飛行教官でもあったヘルムート・ジンが、自らの名前をブランドに冠し、フランクフルトでパイロット用の時計を作り始める。
航空機器に近い作りの高機能な時計は、プロフェッショナル・パイロットたちに広く使用される。
1994年 ローター・シュミット工学士がジン社の経営を引き継ぐ。シュミットはスイスの名門ウォッチブランドの取締役兼製造部門マネージャーとして工程管理、製造、商品開発に携わった人物。
2012年 シュミットが提唱したパイロットウォッチの技術規格TESTAF(テスタフ)が完成。翌2013年にこの基準をパスしたパイロットウォッチも含め数々の魅力的な新作を発表。
2016年 ドイツではドイツ工業規格(DIN)の中にこのTESTAFを元に製作されたパイロットウォッチ規格DIN8330が施行される。
2017年 フランクフルトのゾッセンハイムに新社屋を建設。
◆ Professional × Sinn Watches 過酷な環境の中で実用性の高さを実証
Sinn Watchesジンでは、視認性、機能性を最重要視したパイロットクロノグラフやダイバーズウォッチ、財政や金融に携わる人のためのファイナンシャルウォッチなど、幅広い製品を展開しています。ジンの時計はダイバーやパイロット、GSG9(ドイツ連邦警察局特殊部隊)などのプロフェッショナルたちも強い信頼を寄せ、過酷な環境の中でその実用性の高さを実証しています。
◆ ジン・テクノロジー
ジンのウォッチメーカー、デザイナー、エンジニアのチームは技術革新、新素材、新たな製造方法に注力しています。ジンが目指すのは、証券取引所、極地探検、水面下や雲の上、砂漠や熱帯雨林など、身に着ける場所がどこであろうと絶対に信頼できる腕時計を開発すること。ジンでは、理論レベルではなく、実用レベルでの機能性を獲得しています。だからこそ、ジンの時計はパイロット、ダイバー、そしてGSG9(ドイツ連邦警察局特殊部隊)などの特殊部隊にも愛用されているのです。
◆ 現実の世界を超える厳しい耐久試験
特殊な環境での時計の使用には特別な耐久テストが必要です。パイロットウォッチとダイバーズウォッチでは違った要件を満たさなければなりません。そのため、ジンの腕時計に課される耐久試験もその用途により変化します。すべての耐久試験の共通点はただ1つ、現実的な条件下で実施されること。こうした試験のなかで、ジンのモデルはその機能の堅牢性を見事に実証しています。この姿勢は今後も決して変わることはありません。
◆ ジンの哲学
1961年の創業以来、ジン社は高品質の機械式時計に全力を注いできました。エンジニアのローター・シュミットが、1994年に創業者からジン社を引き継いだとき、ジンのテクノロジーの新時代が幕を開けました。ジンが実現した数々の革新は、驚嘆するものばかりです。“ジン・テクノロジー”と名付けたユニークな技術開発には、以下のようなものがあります。
◆ 5,000mという驚異の防水性能 — ハイドロ
高い防水性を追求する際にポイントとなるのは耐圧性能です。従来のダイバーズウォッチでは深く潜水すると外気圧と内部気圧の差により時計ケースが破壊されてしまいます。そのため多くのダイバーズウォッチがケースを分厚くすることで耐圧性能を保持しているのが現状です。
◆ 時計を湿気から守る除湿機構 — Arドライテクノロジー
機械式時計のムーブメントのパーツは、それぞれが円滑な運動を行えるよう潤滑オイルが使用されています。時計内部の空気に含まれている湿気や時計内分に拡散した水蒸気によりこの潤滑オイルが劣化すると、機械式時計の精度に悪影響を及ぼします。ジンのArドライテクノロジーは、ドライカプセルの搭載、EDRパッキンの使用、プロテクトガスの充墳という3つの技術的要素により、ムーブメントはほぼ無水の環境となりこの問題を解決。オイルの劣化プロセスと突然の気温低下によるサファイアクリスタル風防の曇りが防止され、信頼性の高い機能と精度が保証されます。
◆ 低温から高温までの精度保証 — ジン特殊オイル66-228
機械式時計のムーブメントのパーツが円滑な運動を行えるよう使用されている潤滑オイルは、通常-25℃で粘性が高くなり時計の精度が維持できなくなりますが、ジンが使用する特殊オイルは-66℃まで粘性を維持し+228℃まで蒸発が起きません。このオイルの使用により急激な温度変化に耐え、-45℃から+80℃の温度範囲でDIN(ドイツ工業規格)の定めた刻時精度の維持を可能にしました。このオイルが使用されているモデルは、ドイツ出荷の際に全品-45℃と+80℃での検品が行われています。※モデルUXにつきましては、クォーツ製であり、シリコンオイルが充墳されているという特性を考慮し、機能性保証の温度設定は-20℃から+60℃としております。
◆ 80,000A/mの高い耐磁性能 — マグネチック・フィールド・プロテクション
磁気が時計の精度に悪影響をあたえることに気づいたのは1960年代です。当時の防磁性能の時計は軟鋼性のインナーケースを使用しムーブメントを磁力線から保護しましたが、時計ケースが必要以上に分厚くなるいった難点がありました。そこでジン社は軟磁性素材を使用したマグネチック・フィールドにより磁力線を遮断し、80,000A/mという驚異の防磁性能を実現したのです。軟磁性素材のリングでムーブメントを囲み、さらに文字盤と裏蓋にも同じ素材を使用して、磁気を遮断しています。
◆セラミックス同等以上の硬度を誇る耐傷性 — テギメント/ブラック・ハード・コーティング
テギメント・テクノロジーは、コーティングとは異なる方法により高い耐傷性を提供します。特殊な工程を経て時計ケースの表面を硬化させ、保護層(ラテン語で「テギメント」)を形成します。これにより硬化された時計の表面は、ベース素材の硬度よりもはるかに高いセラミックと同等の耐傷性を備え、時計にキズがつくのを防ぎます。このテクノロジーが初めて紹介されたのは、2003年、バーゼルで行われた国際時計・装飾品見本市でした。当初、テギメント・テクノロジーはステンレススチール製ケースにのみ使用されていましたが、現在ではチタンでも採用され、マットやポリッシュ等、ケースの仕上げの種類を問わず可能です。
◆長期にわたる精度の安定 — ディアパル
時計を永く使用するにあたり、オーバーホールは重要なメンテナンスです。ディアパルは、このインターバルを飛躍的に延ばす技術です。ディアパルシステムでは、時計の精度を保つために最も重要な脱進機のガンギ車に特別な加工を施すことで、潤滑オイルを使用しなくても部品同士が摩擦を起こさずに作動。長期間にわたりムーブメントの、とりわけ脱進機の精度を保つことができます。
◆絶対に外れない回転ベセル — 特殊結合方式の回転ベセル
特殊結合式の回転ベゼルは通常のはめ込み式ではなく、ジン社独自の特殊技法でケースにセットされているので、絶対に外れることはありません。装着は確実ですが、修理にあたっては分解は容易にできるようになっています。
◆人体が感じる電磁波の遮蔽 — [Q]テクノロジー
アナログのクォーツ・ムーブメントでは、輪列の駆動はいわゆるステッピングモーターを使用して行います。この小型のモーターは、継続的に動くのではなく、1秒間毎に特定の角度だけ回転する電気モーターです。変動電流が流れる各パーツと同様、クォーツ時計のステッピングモーターは、動いている間、電磁波を発生します。文字盤に[Q]マークが付けられたモデルの場合、ムーブメントの電磁波は最小限に抑制されます。
この技術では、クォーツ・ムーブメントはムーブメントの周波数と同調する吸収特性を持った特殊合金で覆われます。この技術を搭載したモデルは、クォーツ時計用の検査器の上で、ステッピングシグナルが感知されません。ムーブメントの放射は、ケースの中に閉じ込められ、外へ漏れ出ることはありません。通常のクォーツ時計からは多くの家電装置に比べて微弱な電磁波しか発生しませんが、これを感じる使用者のためにジンではこの[Q]テクノロジーを開発したのです。
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